2007/04/30 Mon
基礎自治体の大きさは?
さらに、別の意見として、「都道府県もいらないが、道州もいらない。国と基礎自治体だけがいい」と唱える人もいます。“地方自治の一層制”というものです。私は、地方分権にとって最も重要な受け皿は基礎自治体であることには賛成ですが、あとは国だけ、というのは賛成しかねます。教育・福祉・環境・産業…なんでも基礎自治体が基本であるのは全くその通りですが、独立採算で地域に関係するすべてのことをやろうとしたら、基礎自治体はかなりの大きさでなくてはなりません。それはたとえば、40−50万人平均の自治体300程度となります。今ある人口10-25万人程度までの市町村はさらに合併する必要があります。基礎自治体は地域のことが住民同士お互いに見えやすいため、現場と行政の距離が近いためにはもっと小さいほうがいいと思います。今私が住んでいる品川区は30万人規模ですが、なんだか大きすぎるという印象があります。品川区は黒字でお金持ちらしいですが、お金の使われ方がよくわかりません。生活に関連したことを受け持つ基礎自治体はできるだけ小さいほうがいい。そのためには、それを支える広域自治体=道州が必要、と考えています。(93p)


