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道州制で日はまた昇るか???

道州制実現で楽しい日本を! マスコミでは書かれない、でも大事なことだけを伝えます
もう国税は増やすな。無駄が出すぎるから
また出た。”消費税という打出の小槌を振りたーい!!” という意見。
今度は最年少で注目の小渕少子化大臣からだ。トートツ。
消費税上げという目的に、”これならいーでしょ?”という国民の納得を得たいがため?

小渕少子化相、消費税を含めて対策の財源議論
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080930AT3S2900T29092008.html

小渕優子少子化担当相は29日、日本経済新聞社などとのインタビューで、少子化対策の財源について「子どもにお金をかけることは未来への投資。予算確保について消費税(の引き上げ)を含めた形で議論しなければいけない」と強調した。重点課題として、保育所入所の待機児童の削減や母子家庭への生活支援などを掲げた。


子どもにお金をかけることは未来への投資。 → もちろん、その通り。
予算確保について消費税を含めた形で → それも、必要かもしれません。
・・・ただし、国税ではダメです!! 当然地方税です


少子化対策ほど、地域ごとの細やかな対応が必要な分野はありません。
地方ごとにことなる実情をちっともわかっていない国が予算をとって牛耳っても、
子どもは増えません!! そして”増えない”という結果に誰も責任を取らないのは明らか。
小渕大臣は任期中に少子化分野全部門を地方に分権してください!
そこまでやってくれたら、”若いのに、2世なのにすごい!” と大絶賛します
少子化対策くらいなら、道州制を待たずとも、基礎自治体か都道府県に移譲すれば十分です。
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市町村合併の先に道州制があるという、大間違い
全国町村会が道州制に断固反対 自民党に要望書提出
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092601000647.html


このニュースは26日のものだが、とても重大なもの。早く書かないと、と思いながら週末には脱線ばかりしてしまいました。

記事全文;
全国町村会(会長・山本文男福岡県添田町長)は26日までに、市町村合併を進めた結果、町村の機能が低下したとして、これ以上の合併推進につながる道州制の導入に「断固反対である」と明記した要望書を自民党に提出した。
 全国知事会や全国市長会などの地方6団体のうち、道州制導入に明確な反対の意思表示をしたのは全国町村会が初めて。
 要望書は、全国で画一的に市町村合併を推進した結果、地域振興などを担う役場の機能が低下したと指摘。日本の文化や地理的事情を考えても、現在の都道府県の維持が望ましいとしている。
 町村会によると、全国10数カ所の合併市町村で住民らに実施した聞き取り調査では、合併の成果よりも「行政と住民の距離が遠くなった」「道路整備など事業計画の大幅変更を迫られた」といった弊害を指摘する声の方が多かったという。
 町村会幹部は「合併の目的だったはずの地方分権は一向に進んでいない」と指摘、「これ以上合併を進めるべきではない」と話している。


つまり、合併推進しても弊害は多く、成果は少ない。合併を促す道州制は反対! 
と、言っているわけだ。なぜ
合併に断固反対! でなく、 道州制に断固反対! と言ってるのか?
それが、問題だ。

道州制.comの提案する市民道州制は、
基礎自治体(市区町村)の大きさはできるだけ小さいほうがいい としている。
市区町村の大きさが小さいほうが、行政サービスと住民の距離が近いから。これ当然。
したがって平成大合併政策にも賛成はしてない。(本に明記の通り)
市町村合併は日本を道州制にするために必要な条件ではない。

もうひとつの問題。
この要望書は政府や総務省ではなく、自民党に提出されている。
つまり、
”市町村合併して、それから都道府県も合併して、道州制にしますよぉ~” と
旗を振っているのは自民党だということだ。


それってどんな道州制なのだ?
今1800ある市区町村を半分以下にし、
さらに47都道府県を10程度の道州に再編し、
地方分権は何も進めないとしたら?

行政サービスが今より少ない以外、特に変わらず、何もいいことのない道州制が実現する。
自民党はそんなのを道州制として推進しているのだ。

道州制はそれじゃない! 早くみんなしっかりと認識を!
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政治にドン・キホーテは要らない
土日の新聞を読みながら。
日経新聞土曜版に蔭山英男先生が書いているのは、
「教師は”思い”で仕事してはいけない。”ミッション”を果たさなければ」


同感、そして、今の政治家にこそそれを求めたい。

ちょうど1年前にも私は同じようなことを書いてました。(去年9月20日)
政治家はやりたいことをやるのではなく、やらなければならないことをやってもらわなくては困る。

さらに、今日の朝日新聞のインタビュー企画で、
政治家に求める資質は? の質問への答えとして同感! なものがいくつか。

自分への愛がないこと。または、少ないこと。(by 町田康)
時代の星ではなく、歴史の藻屑となる覚悟があること。(by 伏見憲明)


両作家の意見にとても納得した。
これらに対してアンチテーゼの筆頭となるのが、もちろん小泉純一郎氏だ。

→ 自分への愛、あふれ過ぎ。
→ 自分はぼろぼろになるのは嫌だけど、ビッグネームは残した

日本はみんな大変で、大騒ぎで、将来は不安だらけの今、晴れやかな顔して
引退する元首相。。。。

蛇足だが、小泉進次郎氏の挨拶の、
「私も親父みたいに”なんか違っててすげえ”と言われたいです」的なコメントも頭痛かった。

ミッションとは、”選ばれた人が、果たすべき使命” である。
次は、もっとミッションを遂行してくれる政治家を選びたいものだ。


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財政支出なしで、もっとよく効く景気対策はたくさんある
財政支出なしで、景気をよくする政策はたくさんある。 -①
また、財政支出しても、ぜんぜん景気がよくならない政策もたくさんある。 -②

②の筆頭には、言うまでもなく無駄なハコモノなどの公共事業がある。
では逆に、①になるような政策は??
それは、たくさんある。
(それを考えて実行するのが政治家や官僚の仕事でしょう!
私がここでいくら書いても実現しないが、
実現する立場にある人は何やっているのだろう??? )


このブログのテーマはは道州制と地方分権だから、その分野であげるなら
それは、ずばり、

『税源の地方への移譲』 --である。

ここで昨日の記事の詳細解説を兼ねて、
小泉首相の”三位一体改革”を例に考えてみよう。

三位一体改革では、地方が国に依存する現行システムを改革することとなっていた。
そして、国からの補助金や交付金を減らす代わりに、”地方でできることは地方で”やるために、
国の財源を地方財源へ移し、その使い道は地方ごとの自由裁量で、
ということになっていた。

結果は? (つい先日、9月18日にも書いたんですけどね)

補助金削減 4.7兆円
交付金削減 5.1兆円
地方への税源移譲 3兆円
という国から地方へのやりとりがあった。
地方は4.7+5.1で9.8兆円も国からのお金を減らされ、かわりに3兆円わたすから自分でなんとかしてね。というもの。ただし、移譲3兆円のうち2兆円は使途の決まっていて削減できない福祉予算などだったため、自由裁量の財源はわずか、1兆円しかなかったのだ。 


もとは、地方は当然、減らされる財源と同等の財源移譲があると期待していた、
しかし、結果はイーブンではなく、極端に地方に厳しいもので、これが地方格差拡大をもたらした。

それではこの改革で、国から地方への税源移譲がもっとちゃんと、
たとえば減らされた金額9.8兆円に対して半分強の6兆円あったらどうだっただろうか?
たぶん、地方は自分の責任で使えるお金を活用できて、今ほどの停滞に陥っていなかったはずだ。

つまり、きのうと同じ結論になるが、小泉氏のときの三位一体改革をもっとちゃんとやっていれば、
地方のこんなにひどい現状はなかった。

国は財政逼迫をよそに、独立行政法人へ何十兆円も注ぎ込んでいる。
それらは、国民の幸せや景気に何の役にも立ってない、明らかな、”死に金”である
橋下知事も毎日のように訴えているように、
地方分権。財源の地方への移譲。それをやってくれたらあとは地方が自分の問題をなんとかする。
つまり、
”ムダな歳出” が必然的に減って、本当に役に立つ、”効き目がある歳出=生きる金” が増える。

私の頭で考えても、そのような、補正予算組まなくてもできる、
景気対策はたくさんあるよ。
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小泉氏引退。その功罪とは?
昨日今日は、小泉元首相引退のニュースがかなり大きく報道されていた。
自民党にとっては、とりあえず、選挙応援演説の担い手が減って痛手でしょう。

ところで、小泉氏は首相として5年の長期政権の間に何をしたか。

【小泉元首相政界引退】「本当ですか」「彼らしいね」 小泉劇場、突然の幕
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080926/stt0809260032002-n1.htm

北朝鮮による拉致被害者を帰国させた功績などを評価する声がある一方、聖域なき構造改革や規制緩和を進め、格差社会の生みの親として批判する向きも。良くもあしくも日本の政治を変えた小泉劇場が、幕を閉じようとしている。


↑ 聖域なき構造改革や規制緩和を進めたんだったっけ? それで格差社会の生みの親?

それは、全く違っている。
正しくは、
聖域なき構造改革や規制緩和を進めるべきところを、100のうちわずか1程度しか進めることができず、しかしそれでも小泉氏自身は”改革を断行した”とアピールし続けた。
霞ヶ関の関与を多く残した不十分な改革は、却って格差社会を広げるという結果をもたらした。


↑ これが真実です。しかし、どこの大新聞もそのように書いてくれません。
どうしてでしょう?

ただ、いいこともあった。
小泉首相がやるべき改革をほんの1%進めただけで、
世界は日本の政治変革を評価し、資金の日本市場への流入をもたらした。
そのため、株価上場、好景気となった。

だから、次に出る首相がもうちょいがんばって、10%くらい改革を進めてくれたら、
日本の景気はあっと言う間に回復する。
”日本の改革こそポスト金融危機の先駆的モデルだ” とか言われるよ。


麻生首相が景気対策と称して、また日本の財政を悪化させる策を次々打つと、
世界は日本の財政危機を懸念してさらに日本市場から遠ざかり、
日本の景気がいつまでも回復しないだろう。
↑ この論理も、ちっとも日本の新聞には出ないんだけどなー  なぜだろう?

そこんとこちゃんとわかってください!
そこ! 中川財務大臣! あなたもですよ!!
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麻生首相の道州制は信用できない。総務大臣見ればわかる
地方分権やってくれると大いに期待していた増田総務相は退任してしまった。
総務大臣は国のかたちを変えていこうとする大事な役割。
総務省を望む方向へ動かしていくには、その前の竹中氏や増田氏のような、外部の人材で国の形のグランドデザインをもっていて、かつそれを実行できる人がふさわしい。
私はやっぱり、御手洗さんとか、財界の人がいいな。
でも御手洗さんはお忙しいからここは大前さんでも苦笑い

そしたら、鳩山邦夫総務相だって。
えーー ?? と思って、HPなど見てみたが、特に地方分権やそのほか総務分野を専門にしてきたようには思えない。麻生首相は「地域主権型道州制」(by江口克彦氏)と唱えてはいるものの・・・

ま、とりあえずの”つなぎ内閣”だし、1ヶ月とかで地方分権改革もできないから、
「鳩山君総務に入っておいて」 程度のものであるということでしょう。

しかしこの就任会見での発言はどうよ?

http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092501000045.html
「それだけ地方の減収になるから、その手当てを(国が)きちんとしなければいけない」
三位一体改革で実質的に約5兆円の地方交付税が削減されたことに触れ「ボディーブローのように効いて地方に元気がないのかもしれない。よく検証して今後の施策に反映したい」
「地方分権をどんどん進めて、1年でも早く道州制の方向に行けるよう努力したい。道州制になれば一層の分権が可能だ」


まず、官僚の原稿通りに読んでることが見え見え。
そして最後の発言が大問題。

「道州制になればいっそうの分権が可能だ」 だってー?

道州制(という名目)になれば、そのあとから分権がついてくるというような言い方。先に道州制にしてそのあとに分権するってど-ゆーこと???
ここから総務省の目論見が透けて見える。
「とにかく道州制という形にして、都道府県やめて合併も進めて、地方自治をスリム化してしまえ。相対的に地方の役割はもっと減って霞ヶ関はさらに安泰。」

名目だけ立派に、江口氏のキャッチフレーズを借りて、中身はまるっきり違う。
最初っから信用できない。麻生内閣。


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道州制の大事なこと、おさらい
ビジョン懇談会が、区割りを検討する委員会を立ち上げた。

区割り専門委員に6氏=道州制ビジョン懇談会で報告-政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092200884


道州制.comでは、道州の区割についてはあまり検討していない。
なぜなら、それは地域の当事者が自発的に決めるべきと考えているからだ。
中央で委員会を設けて、境界線をどこに引くか検討することにはあまり意味がない。
それよりも中身の議論、
権限や財源をどのようにして移譲するか、ということに力を注いだほうがいい。

それと、道州制は一体何のためにするのか? ということが知られていない

道州制「不必要」が37% 県民意識調査、「必要」の2倍に
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080923h

道州制への認知度は依然として低く、「名前程度しか知らない」(41・9%)、「知らない」(29・5%)の2つを合わせると、全体の71・4%に上った。

上記記事のように、道州制必要かどうか、を問う前に県民の7割が道州制知らないのだから。

道州制は何のための制度でしょう?
それは地域を元気にするための改革です
だから地域が元気になるために、必要な権限と財源を国から地方にうつすこと、
これが道州制の一番大事な中身です
道州の区割りはここ、と線を引いても道州制にはなりません。
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だんだん明らかになってきた民主党マニフェスト
麻生総裁決定。
自民党が総裁選で盛り上げようとしていたなら、外したね。
みんな、”出来レースなのに5人も立って地方遊説して回る暇があったら大変な日本のために仕事してよ” という気持ちだったはず。

ところで民主党の新しいマニフェストが具体化しつつあります。

12年度メド、市町村再合併 地方分権改革で民主が工程表
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080921AT3S2000K20092008.html
分権改革の民主原案、一括交付金盛る
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080917AT3S1600W16092008.html

民主党は道州制をしない。そのかわり、合併を進めるそうだ。都道府県は廃止。
現在約1800ある市町村を18年度ごろまでに700―800に再編し、都道府県の仕事の3分の2程度を移す。合併を進める自治体には、地方が自由に使える一括交付金の上乗せなどを検討する

基礎自治体に国の権限の大部分を移譲できるという考えには、ちょっと疑問。
また、制度的なものはさておき、感覚として、
民主党の地方分権改革案には、なんだかワクワクしないんですよね。
”いいんじゃない” くらいは言いたいけど、
”これなら日本いけるかも。楽しみ!” と感じられるような地方改革案が欲しいところです。
民主党の人たちってちょっと生真面目。そういう性格の表れている法案だと思います。

ま、そういう融通の利かなさ、頑迷さが時には必要です。
政権交代して、霞ヶ関に駆け引きとかなしに、正面から対決を迫ってくれるでしょう。
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現場からの声は、医療制度にNO
後期高齢者医療制度、抜本見直しも 舛添厚労相表明
http://www.asahi.com/politics/update/0920/TKY200809200065.html

突然のこのニュース。なんで?? 
やっぱり選挙対策? と誰でも思うのは当然。
下記の報道は、ちょっとしか流れていないけれど、
自民党の支持母体である医師会は、現政権の医療政策に相当怒っているのでは?? これ以上医師会の支持を失うのはまずいという具体的な理由ではないかと推測します。 

茨城県医師連盟、7選挙区すべてで民主候補を推薦
http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY200809170238.html

タダで自民党を応援してきたわけであるはずもなく、与党との深いつながりで得てきたメリットがあるはずで、それを断ち切ってでも、今の医療をなんとかしないと、と考えたのではないでしょうか。
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道州制.com も、橋下知事みたいにすべての候補者に言いたい! 
橋下知事が自公の地方分権批判「民主党を応援したい
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809170105.html


橋下知事は自公の推薦で立ち、民主党の対立候補を破って大阪府知事になったけれど、
今は民主党のほうを応援したい、と言っているようだ。
理由は、
「自公にいくら地方分権をお願いしても、進まないから」
↑ 同感。民主党に大賛成ではないが、自公政権はあんまりだ。

一方で、自公にも強く要望。

橋下知事「地方分権、衆院選で訴えて」、自民に迫る
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809190115.html


大阪府の橋下徹知事は19日、自民党府連を訪れ、地方分権推進を次期衆院選で強く訴えるよう求める要望書を提出した。「霞が関に引導を渡して」と迫る橋下知事に、中山太郎府連会長は「マニフェストに入れるよう努力したい」と応じた。
 橋下知事は、熊本県の蒲島郁夫知事が反対を表明した国土交通省の川辺川ダム計画や、汚染米を扱う業者の不正を見抜けなかった農林水産省の事例を指摘。「もはや霞が関だけで日本全国津々浦々、仕切るのは不可能。国の仕組みを変えないまま、対症療法をやっても同じ過ちの繰り返しになる」と強調した。


わたしたち道州制.comも民主党・与党問わず、政治の主役たるすべての人に強くお願いしたい気持ち。とにかく早く、地方分権の中身が伴う道州制を実現させて欲しい! 
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罰則強化!?
事故米問題、関係法の罰則強化 政府検討
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080917AT3S1601916092008.html

↑ これをみて、あれっ? と期待したのが間違いでした。
米流通で違反した業者への罰則強化、という報道でした。
私は、不正を何年も見過ごして国民に迷惑をかけた、
そんな農水省の役人への罰則が強化されるのかな? なんて一瞬思いましたが、

そんなことあるわけないやね。
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自民党候補は地方をなんとかできるのか? 北海道新聞も疑問視
総裁候補五人は、揃って日本の各地を遊説しているらしい。まさに衆院選挙活動。
釧路と札幌での演説会について、北海道新聞が社説で評している。

総裁選の遊説 見えない地方への思い (北海道新聞 17日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/118142.html


上記の内容は、
5人とも地域をなんとかする、とアピールしたいようだが、具体策は何も見えてこない。
地域への財源を移譲する、地方分権するなどと言ってはいるが、5年前に小泉氏も同じことを言っていた。
そんな小泉政権がやったことは、地方が大ブーイングした三位一体改革。
さらに、諸改革の結果としてもたらされた地方の格差と疲弊。
小泉内閣で総務相だった麻生氏、政調会長だった与謝野氏はこれらにどう責任をとっているのか?


というものだ。

どう責任をとっているのか? → ”私のせいじゃないよ、地方六団体の人たちが決めたんだよ” とTVで言っていたのをみたので下記に紹介します。

ここで念のため解説。三位一体改革では、
補助金削減 4.7兆円
交付金削減 5.1兆円
地方への税源移譲 3兆円
というやりとりがあった。
地方は9.8兆円も国からのお金を減らされ、かわりに3兆円わたすから自分でなんとかしてね。というもの。ただし、移譲3兆円のうち2兆円は使途の決まっていて削減できない福祉予算などだったため、自由裁量の財源はわずか、1兆円しかなかったのだ。 
(これらは本で詳しく、そしてわかりやすーーく解説しています)


私は日曜日、たまたま「サンデープロジェクト」で田原総一朗氏が5候補に地方分権と三位一体の成果について正す部分を見た。田原氏は具体的に数字をあげ、
「三位一体では補助金4.7兆円と交付金5.1兆円減らされて、税源移譲はたった3兆円だったから地方は不満だったわけですがこれについては? 麻生さんも与謝野さんもそのとき政権にいたでしょ」
与謝野氏kao02 「あれはねー 知事会の言うとおりにやったんですよ」
麻生氏kao02 「あのときはねー そういう流れになったんですよ」  というような答え。

ここでまた解説。
三位一体改革は、知事会など地方と国が同じテーブルについて改革を検討したところが画期的であったが、交渉の段階で霞ヶ関の激しい抵抗があり、税源移譲では、”移譲してもしなくてもいいようなもの” ばかりを移譲するように霞ヶ関の操作が行われた。知事会など地方六団体は当初大いに期待してこの改革に臨んだが、結果は大いに不満なものであった。 (本より)


と、いうような経緯でそうなったにも拘らず、上記のような無責任な返答。
苦笑い有権者は三位一体改革がどうだったかなんて覚えてないし、いまさら興味もないから、ここは適当に流して次に行けばいいや
・・・っていう感じが見え見え。

このTV発言を見た地方の人は怒っていい!
せめて、麻生・与謝野両氏は、
「あのときは本当に力不足で残念だった。私も結果に不満である」くらい言ってくれてれば、もうちょっと期待できるのに。
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動き出した分権委員会
地方分権改革推進委員会と会長丹羽氏の動きが活発化してきた。

地方分権委、「官」に見切り 出先機関廃止含め正面突破へ
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080916/lcl0809162323011-n1.htm
「『ゼロ回答』は予想していた。そろそろそういうゲームを打ち切り、霞が関のパフォーマンスは分かったということを通告する時期だ」委員の猪瀬直樹東京都副知事は、事務・権限の地方移譲に抵抗する出先機関を辛辣(しんらつ)な表現で当てこすった。霞が関への最後通告ともとれる言葉だった。


というなんだか激しい表現になってきたぞ!! いよいよ戦闘本格化!?
今までの、
”霞ヶ関の役人の皆さん、交渉しましょう、この辺でどうですか?”
”無理です” ”じゃあこれは” ”ダメです” ”こっちは” ”不可能です” という不毛な問答やめて、
次の展開は如何に!!

こんなのもあります ↓
消費税増の前に分権改革を 分権委の丹羽委員長
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091001000587.html


↑ 見出しの意見は大賛成。二重行政解消しないで増税したら、無駄遣い役所はホっと一息、
”もうちょい無駄遣いしちゃおうかなっっ”(^-^;)

しかし、
「中央と地方の役割分担を法律できちんと整理しなければならず、実行に4-5年かかる。道州制の議論はその後だ」
というのはどうだろうか?

地方分権改革はミクロ・アプローチ、
道州制改革はマクロ・アプローチでどちらも必要。

両方同時進行が望ましいが、どっちかといえば、中身である地方分権改革のほうが先行すべき。
だから上記丹羽氏の意見のように4-5年先行して分権改革を進めた後、一気に道州制改革をするというのが望ましいかな。そのために、地方分権改革派と道州制改革派はちゃんと手を取り合って、一番効率よく、理想の地方分権した道州制確立のために共闘すべき。

よろしくおねがいしますよ、丹羽さん & 御手洗さん。
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景気対策だけでも、道州制でやってみて。
引き続き総裁選ネタです。
候補者5人が、景気対策についていろいろ言っていますが、
国が何かして景気を上げる、ということは極めて難しい。

財政が厳しいという制約の中で、できることは限られている。
そして、今まで減税や公共投資、設備投資資金の支援などやってきたことはあるが、
景気浮揚効果が上がったわけではない。
田中角栄の時代とは違うのだ。

国民は多くの不安をかかえている。
将来に不安があったら、企業も国民も、財布のひもはかたくなるばかり。
だから基本的に安心を与えてくれてない! ということもよく考えてね。

いっそのこと、景気対策だけでも、道州制でやってみたら?
北海道、九州、東北などが、それぞれ、総裁候補や民主党の出すマニフェストのなかからどれかを選択。選択してもらった地域の景気対策はその人が担当。

たとえば、九州は小池百合子さん、北海道は麻生さんが1年間、やってみて、
そうしたらどんな景気対策が効果的か、わかると思う。

このような、”善政を競い合う”(と表現したのは中川秀直氏だったか?) ということも、
道州制の意義としては、大きい。

現代の舵取りは極めて難しい。
だからこそ、道州制で 果敢なチャレンジを可能にしなければ、
いつまでも、効果がない、過去のマンネリ化した景気対策で
無駄遣いが続くよ。
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自民総裁選、地方分権レース!!
ここへきて、再注目が集まっている小泉元首相。
”改革を断行した”ことになっているが、正確には、
”改革をやってみたが、ほんの少し進んだ。それを、過大にアピールするのが上手だった”
ということです。

これを、地方分権という観点からみると、2つ前の記事で書いたように 
道州制を 〔東京から北海道への道〕 とした場合、小泉氏は、
「私は何としても東に行く!! 仙台まで行く!」 と豪語しながら、
結果、東京駅から上野駅まで到達。そこで大威張りで、”改革を断行した!” とアピールしていた、ようなもの。

そして現在は東京にもどってうろうろしていますけどね。

じゃあ自民党総裁候補が、地方分権レースをどこまで進めるか、各候補マニフェストを読んで分析してみましょう。題して、
〔Let's start! 東京から北海道までの道!!〕


麻生太郎氏
http://www.aso-taro.jp/sousaisen/20080911-1.pdf
矢印・右地方分権を進めます、とか、権限と財源を地方に渡します、と書いてあるが、具体策は何もない。全体に”強くて明るい””安心できる” とかは書いてあるが中身がない。
レース到達予測=東京発、秋葉原行。

小池百合子氏
http://www.yuriko.or.jp/200809/mottainai.shtml
矢印・右レース到達予測=東京発、上野行。 ちょっと甘いけど小泉の継承者だから小泉氏と同じ到達点で。

石原伸晃氏
http://www.nobuteru.or.jp/topics/h20_09b.html
矢印・右個人的には、一番応援したいビジョンのある人だが、行革担当大臣だったときのように、性格が優しすぎて断行は難しいと思う。
レース到達予測=東京発、東京駅=東北新幹線の切符を買って待合室で待機。
 

石破 茂氏
http://www.ishiba.com/images/seisaku.pdf
矢印・右5人の中でも一番信用できない。防衛大臣のときの答弁も信頼感まるでなかったから。”国民の声に耳を傾ける”だって。福田首相も国民国民ていってたよね。
レース到達予測=東京発、八丁堀
 ←京葉線乗ってどこ行くんですか?? 日本をどこに連れて行く??

与謝野 馨氏
http://www.yosano.gr.jp/pdf/manifesto.pdf
矢印・右消費税増税して、それで? ”人の痛みがわかる”とか”あたたかい政治”と言うなら、まず後期高齢者制度は撤回でしょう。全体的に大きな政府って感じです
レース到達予測=東京発、大手町行。
 ほとんど東京駅と変わらないけど微妙に西に進んでます。

P.S.
・・・実はこれら、東に行くか西に行くか、北に進むか?? という方向性は、道州制・本の中で使用した小泉改革や道州制を分析する図とちゃんとリンクしているのです。だから東と西にもちゃんと意味があるのだ。今日は長くなったのでまたの機会に説明しますが、興味のある方はぜひ本をみてください。

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オドロキの省庁のニュースが続々
イラナイ省、ベスト3はやっぱり、
厚労省 & 農水省 & 国交省 

で、そのうち2つの話題

農水省はもちろん、事故米について。
農水省が国際協定に基づき一定割合の外国(ベトナムや中国)産米を買い入れているらしいが、このニュースは、わからないことだらけ。

Q.なんで農水省にはそんなに事故米があるのか? 
Q.ベトナムや中国産の米には必ず高い確率で日本基準では食用不可な米があるのか?
Q.それとも、政府が買い入れるときそういうのをつかまされているのか?
Q.内部告発情報を受けて何回も調査に入っているのになぜ不正が見抜けないのか? 転売先の伝票を見て、受け入れ会社たどっていけばスグわかるのではないのか? 国税庁の査察よりずっとちょろいはずだが??


そこのところ、全く報道されていなくて、ぜんぜんわからない。

一方国交省。こっちはちょっと、オドロキ!
(悪いニュースよりいいニュースのほうが、オドロキ! なのだ)
国交省が川辺川ダム見直しへ、熊本知事反対受け
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080912-OYS1T00196.htm

国交省事務次官が、知事の反対表明を受け入れて川辺川ダム計画見直しするそうだ。
今まで、県や関係町村をあれほど脅しつけて、
「ダムがイヤなら洪水被害に遭っても仕方ない」 とか言ってたのに。

川辺川ダムの計画見直し視野 首相「地元の考え方尊重」
http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY200809110259.html
↑ これはもしかしたら、福田首相もちょっとは国のためになる仕事を最後にやった、ということだろうか? つまり首相が国交省を動かした? その辺もまた、報道されてないのでよくわからない。

でも、いいことあっても、やはりいらないです。国交省。
他の省庁も、新しい観光庁や消費者庁も、いらないです。
霞ヶ関は地方分権と対極の立場。
お金いっぱい使って国民のためにならないことをする役所はいらない。
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地方分権は誰がやる? 遠い遠い道州制への道
自民党総裁候補の公約を見ても、どっこにも、
地方分権をやる、なんてこと、かすりもしない。
国民のために、生活のために、地域のために、農林水産業の保護のために、
などと言ってるが、それらのためにやることとして、地方分権が入ってないのは
なんで???

農水省や国交省が地域のためにやっていることは、全く地方のこと、あるいは地域の国民一人一人のためにはぜんぜんなってない、ということは明らか。
なのに、地域のために、また省庁の補助金メニューが増えるだけなら、
景気対策も補正予算も何の効果も上がらないですよ~

自民党は道州制をやると言っている。
でも政策をみると、そのための行動がひとつもなく、
省庁がさらに地域をしばる政策、
縦割り行政を強化する政策、
国民負担を増やす政策、
しかないじゃないの?

道州制=東京から北海道への道、だとして、
自民党の政策は東海道本線に乗ったり、国道一号線を西に走ってみたり、
または山手線に乗ってぐるぐる回ったりしているだけである。
それじゃー 道州制にはいつまでたっても到達しません!!


一方、民主党は。
唯一、
「補助金全廃して地域への一括交付金に」
という今までどおりのマニフェストは、地方分権として期待できる
でもそれだけじゃ不十分。
たとえば、
「農業個別補償制度」として個人に直接支払うことを言っているが、
その業種選定などを地域の裁量にまかせるべき。
そのような、地域の産業政策は地域に任せよう、というのが今のところ、ない。

どちらにしても、あんまり進みそうもない地方分権。

遠い遠い道州制への道。
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財源が本当に足らないなら、なぜ無駄遣いが許されている?
きのう、総裁候補5人の会見があったようだ。

自民総裁選で際立つ財源問題、「埋蔵金」めぐり対立
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33693320080910

年金の財源が足らないのをどうするか。
この点について、麻生氏、石原氏は特別会計の棚卸を主張。
しかし与謝野氏は「消費税増税しかない」と言っている。
石破氏も将来的には消費税 だそうだ。

しかし今日の毎日新聞でも、

省庁随契:公益法人、8割にOB 「不在」より金額増--06~07年度、検査院指摘
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080911ddm012010097000c.html

という記事があり、2.5兆円に上る契約額には不正が疑われる、との指摘がある。
でも不正がなくても、どうでもいいレポートをウィキペディアのコピペで作っていたりするわけだし。
さらに、それらの公益法人に天下った元役人は何もしないでたくさん経費と給料とっていたりするから、それらをやめれば財源になるのでは?

そこかしこに無駄遣いの疑いだらけ。なのに
「消費税増税するしかない」  と、なぜ言えるのか?
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どんなときも、情報は公開するのが一番。
全国学力テスト、地域格差が浮き彫りに…福岡県教委が正答率公表
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20080910-OYS1T00202.htm

大阪の教育委員会が公表を拒んでいる学力テストの結果だが、
福岡県は地域別の成績をいち早く発表した、
同時に生活習慣調査を行ってみたら、
「朝食を食べない」 と、 「携帯・メール依存が高い」 の項目が高い地域は
成績が劣っているそうだ。

なら、原因はわかりやすく、対策は簡単じゃん!
何でも、できるだけ、情報は公開したほうがいい。
そうすれば、問題点に対して対策が立てられる。

大阪も、公表拒否とか言って知事と喧嘩している間に、
ますます成績さがっちゃうから、早くナントカしたほうがいい。
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しつこく、何回も言いますが、増税の前にやるべきこと
今回、与謝野氏は増税を公約に入れるらしい。
増税して、その税収で、国民のための安心できるサービスを、
ということらしいが、
違う!  その前にやることがある!

1)まずは特別会計全部を一般会計にしてチェック
この国の国家予算は、一般会計が80兆円なのに、それとは別に、
「なんだかわからないけど必要だから使っちゃうのよね。」 というノーチェックな支出が
ざっと200兆。このなかの無駄遣い、全く明らかになっていない。
高橋洋一氏は埋蔵金50兆と言うが、
よくわかんない支出が200兆円もあるなら、無駄はもっとあるんじゃないのー?
と感じるのは普通だよね。

2)次に道州制へ移行して完全に地方分権化
①地方分権するとき、二重 三重行政の無駄が省かれる。そこでまた無駄遣い排除。
②それに、地域行政は国ほど無駄遣いしていない。タクシー券なんて、後払いにするだけで激減するってことはイラナイってことでしょう。今までの国の業務を地方でやるだけで経費節減、人件費も見直して大幅減
③地域行政でも、東京都や23区などはお金持ちでけっこう無駄遣い。それらを含め、地方行政にはちゃんと市民のチェックが入るように改革。そこでまた、無駄遣い排除

自民党だって道州制にするっていってるじゃないですか。
それなら道州制にして、完全な地方分権化を実現してください。
そこんところでどれだけ無駄が排除でき、歳出が減らせるか、やってみて
増税はそのあとでしょう。

今の政治の中央集権体制は、どうしたって無駄がいっぱい出るようなシステムなのです。
そこを変えなければ、10兆円増税したって、そのうち官僚の懐に9兆円、国民へのサービスわずか1兆円増えるだけ、になるのです。
限られた予算をちゃんと使うにはどんな改革をしないといけないか、
麻生さんだって道州制って言うならそこんところ、はっきり示してください!!

増税のまえに徹底した地方分権=道州制への改革を。
何回も書いてますが、また書きます。
この状況が改められるまでは!
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政治的空白は2年ではない
9月2日に政治的空白2年って書いたけど、訂正します。
この国の政治的空白は、考えてみたら40年くらいですよね。

その間、実質的には官僚の意のまま。
独立行政法人つくって天下りして、そっからまた受注業者に天下りして、
税金をいいように懐に納め放題。

昨年民主党が参院選で勝って、少しだけ官僚のやりたい放題が明るみにでたが、
しかし、それを改めることは、まだまだ。
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盛り上げたい自民党。しかし。
7人も総裁選に名乗りを上げて、盛り上がりたい自民党。
ただ単に総裁選に出る! と言えば露出が増えて、自分の選挙活動に役立つっていうだけの人もいるような・・・!?

しかし、ぼんくらマスコミですら、さすがに、今回の総裁選を手放しで盛り上げてはくれないみたいだ。昨日・日経新聞の、
「小泉の次の次の次は?」 というコラムのタイトルは、皮肉がとっても上手。
自民党総裁ったって、またすぐ、
小泉の次の次の次の次がでるかもしれないしね~

綺麗事を言うのがとっても上手な石破元防衛相。でも国会の答弁のときにはしどろもどろだったよね。
理想を繰り返す山本一太氏。でも福田さんや安倍さんをTVで擁護してたけど、擁護発言だけでなく政府を支えきれなかったわけだしね。
”勝負師”小池百合子氏。でも政局が混迷しているときには発言を避けて、自分は泥をかぶらないようにいつもしてたよね。

この2年は何のためだったの? みなさん。 
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新しい自民党総裁は、景気対策も何もしないよ
道州制.comのメンバーも親しくさせていただいている、民主党・加藤公一氏のブログが更新された。
http://www.katokoichi.com/blog/index.html

↑ 福田首相は国益を害して辞任した。ということが書かれている。
たとえば拉致問題、またも頓挫。
そして、景気対策の補正予算見通したたず、その間にも景気はどんどん悪化。

しかし、自民党の新たに決まる総裁も、上記のような問題を
片付けることはしないのだ。

何もしないで衆議院解散、これしかない。

経済評論家・森永氏”せめて国民のために景気対策決めてから解散にしてくれませんかー? でないと景気対策打つのは来年になってしまって、手遅れですよー”
みんなそう思ってますけど、新・自民党総裁 さっさと国会冒頭解散するに
決まっている。
少しでも審議入りしたら、
民主党か共産党からスキャンダルが公表されて国会紛糾・・・ 
なんてことになったら新しい総裁の”虚構”の期待イメージが
あっという間にダウン、ですから。

というわけで、総裁は、何もしないうちに解散するに決まっている!
”何もしない”総裁が、自民党の一番人気がある総裁だから!

P.S.
考えてみれば、小泉首相も何もしない(に、限りなく近い) のに、すごいことをやっているように見せるのが上手だった。
”郵政解散”のときは、国会が郵政民営化でもめていることをおもしろく演出して、
”この続きがおもしろそうだから投票して先を見てみようぜ” と言って投票する人が多かった。
で、郵政民営化劇場は最後まで堪能できたが、そのツケは、

後期高齢者医療制度やら、病床数減らしやら、福祉の削減。
労働者派遣法の改正が今の大量のワーキングプアを生んで、
地方は交付金や補助金を絞られ、かといって自分でなんとかすることもできず国の指導に縛られたまま。
自衛隊はイラク以外に給油してる疑惑があっても、それをはっきりさせる必要もなく3分の2で派遣延長決定。
などなど・・・・

おもしろいから投票してみようぜ、のツケは、
とてつもなく大きいことを
もうちょっと認識しようぜ。
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農地取引も、農水省に指導されなくてもいい
農地集約へ取引円滑に 農水省新制度
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080905AT3S0104004092008.html

短い記事なので、引用しながら。

農林水産省は農地の集約を進めるため、円滑な農地の賃借・売却の仲介業務を認める「農地版の不動産仲介」制度を2009年度にも創設する。

↑ 農地を大規模化する、と方針を出しながら、今までずっと農地集約のための取引を認めてなかった、ということですね。じゃあ今までどうしろっていうことだったの?

後継者のいない農家などから委任を受けて農地取引を仲介できる組織を市町村ごとに設置し、農地の流動化を進める。

市町村ごとに仲介組織を設置する?? そんな組織で”円滑な農地の賃借・売却” 進むのでしょうか?

普通に全国にある不動産業者にやってもらうのが、一番円滑に農地のとりまとめが進むと思うよ。
構造特区でそういうのも試して、どちらが早く農地の効率化進むか試したら?

市町村の仲介組織 vs 一般の不動産会社チーム では、

結果は明らかに一般チームでしょ。

さらにこのような農地取引の方法は、もっと地域に任せていい。
基礎自治体ごとに自由な方法をとればいい。
そして、もうすこし大きな、地域の農地の規模や生産の方針などは
道州制で道州が目標を管理していけばいい。

農水省と国交省、道州制では一番にイラナイとされる省庁はそれはそれで、
生き残りのための存在価値アピールに必死のようである。
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「できません」 って言うな!
きのうの続きでもう2つ。

その1
株価は200円下落したらしい。
これは少し意外な気も。私はずーっと前から福田首相がやめるときは
株価が上がるのではないかと期待していたのだが。。。
しかし、ここまでのやめ方の悪さ、見通しのなさでは仕方ないか。
株価上げるためにはやっぱり衆議院解散ならよかったのだろう。

その2
”できません” って言うな!!
会社の部下とか、夏休みの宿題やる子どもとか
「ちょっとはできることあるからやりましたけどー、あとは問題が難しいし邪魔する人がいっぱいいるのでできませんでしたー!」 という人がいて、

「ハイ そうですか」「じゃあつぎ、できそうな人は?」
で済むかーー?


首相がこんなんじゃ日本中の部下や学生がみんな難しいこと投げ出しても
当たり前じゃん!
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ずーーっと、政治的空白
福田首相辞任。
そして政治的空白をつくらないために今を選んだとか何とか。

参議院選挙でねじれ国会になって以来、
つまり昨年の8月以降、
この国の政治は ずーーーーっっっと空白じゃないか。
そして、また衆議院を解散せずに新しい首相と内閣をつくっても、
それもつなぎの”何もしない”内閣で、
政治的空白はずーーーーっっっと続くのだ

問題だらけの世界と、それ以上に問題だらけの日本なのに、
1年も2年も、もしかしたらずーっっと政治的空白が続いて、
それって今まで以上の官僚天国でしょう。
”日本は官僚のためにあり、
日本の国益イコール省益、
税金は国民からできるだけたくさんとって、官僚のためにだけ使おうね。”
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